【通貨危機収束のためトルコ政府が動く】政策金利引き上げも公表はなしか?

2018年8月から続く通貨危機をトルコ政府は政策金利引き上げという形で収束させようとしているようです。トルコ政府は先週金利17.75%で行なっていた資金提供を中止し、現在は19.25%の金利で借り入れをすることを民間銀行に実質的には強制しています。これにより、金利は約1週間の間で1.5%上昇しており、条件が重なれば、さらに金利が上昇しその上昇幅は3%を超える可能性もあると示唆されています。

先日の「リラ暴落についてのニュース」・「カタール支援で一時リラ高騰についてのニュース」をご存知でない方は、以下のページでまとめていますのでこの記事と合わせてお読み頂けると理解がより深まるかと思います。

【トルコ通貨暴落で最安値更新】対米関係悪化によって仮想通貨上昇か?

【暴落トルコ通貨が一時5%高 】カタールの支援で投資家が好感を持ったか

金利引き上げと通貨危機の関係

では、今回のニュースの肝である「金利の引き上げを行うと通貨危機が収束する」ということについて簡単に解説します。FXや株式投資の玄人の方は既にご存知の内容だと思いますので、読み飛ばして頂ければと思います。まず、通貨危機が収束するとはどういうことなのかということを考えてみましょう。通貨危機とはその通貨の価値がどんどん下がってしまい、国としての力が落ちてしまう(例:1ドル=100円の時に日本が1兆円持っていれば日本=100億ドルの国ですが、1ドル=1000円の時に日本が1兆円持っていれば日本=10億ドルの国となります。)ことなので、この価値の下落が収まり適性価値に戻っていけば良いのです。要するに、価値が下がっていく要因を排除し、価値が上がっていく要因を生み出せれば通貨危機は収束するということになります。価値が下がっていく要因についてはその時に応じて異なりますが、上がっていく要因については簡単で、その通貨を多くの人が欲しがれば良いのです。そこで、政府は政策金利を引き上げます。金利が上がると、海外の投資家にとって有利に働くため、その通貨を欲しがる人が増え価格が上昇していくのです。そのため、金利が上昇傾向の国は経済的に問題を抱えている可能性が高いと言えます。

「リラ」の金利推移

では、トルコの法定通貨「リラ」のここ数年の価格推移について見ていきましょう。この記事の冒頭で先週までの金利は17.75%だったと記述しましたが、2018年今年の4月は半分未満の8%でした。5月に16%台に引き上げられ、上昇が続いているところを見ると、対アメリカの関係が解決しないと今後もこの金利上昇はさらに深刻化していくと考えられます。

今回の金利引き上げの問題点

金利引き上げ自体はそれほど問題ではありませんが、今回トルコ政府はメディアに公表せず、裏で民間銀行に半ば強制するような形で金利を引き上げたことが問題視されています。また、トルコ大統領のエルドアン氏は「金利は富裕層に恩恵を与えるだけで貧困層に恩恵を与えない搾取の構図。自分が在任中は金利の罠に陥ったりしない」というような演説を以前行なっていることもあり、心象は良くありません。

仮想通貨とリラ

値動きが大きく利益を得やすいとされている仮想通貨ですが、先週のリラの値動きはビットコインの値動きを上回っていたようです。(仮想通貨は大好きですが、いざ、自国の通貨が仮想通貨並みの値動きをすると考えるとキツイですね。)ちなみに、このように値動きが大きいことを投資用語で「ボラティリティーが大きい」と表現し、一般的にボラティリティーが大きければ大きいほど、その金融商品のリスクも大きくなると言われています。仮想通貨はボラティリティーが高いのが魅力ですので、それに伴いリスクも大きいです。仮想通貨に限らず投資をする際は分散投資が大事になりますが、特に仮想通貨では1つの銘柄に大量に資産を集中させるのはやめたほうがいいでしょう。

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