
楽天は仮想通貨交換業を営んでいるみんなのビットコインの全株式を楽天の連結子会社である楽天カードを通じて獲得することを発表しました。楽天は2016年にブロックチェーンの研究機関であるブロックチェーン・ラボをイギリスに設立し、技術研究をして事業に生かそうと考えていたので、今回の動きでまた一歩前進したと言えるでしょう。
なぜ株式を取得したのか
楽天はブロックチェーン・ラボでの研究を生かして、将来Eコマースや実店舗でのビットコイン(仮想通貨)の利用やP2Pでの決済手段の導入を考えています。楽天はビットコイン(仮想通貨)での決済の需要が高まることを予想しており、それを実現するためには仮想通貨交換業の提供が必要になってくるのではないかというのが今回の株式取得の理由の1つです。
また楽天証券のFX顧客を中心にビットコイン(仮想通貨)の運用機会の提供を望む声が大きくなってきていることがあります。
この株式取得によってみんなのビットコインの仮想通貨関連のノウハウと楽天の金融事業のノウハウを合わせることで仮想通貨関連のサービスを展開していくことを楽天は考えています。
みんなのビットコインとはどのような会社なのか
みんなのビットコインは東京都の港区に本社を構えるトレイダーズホールンディングスの子会社となっています。仮想通貨交換業だけではなく、ビットコイン(仮想通貨)に興味のある人へのマーケティングや投資の情報提供などの事業をしています。またアジアで最大規模の取引高を誇ると言われているQUOINEXを運営しており、QUOINEが提供するシステムを利用しています。
今回の株式譲渡で2018年の4月に経営管理態勢の構築、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与に係る管理態勢の構築、帳簿書類の管理態勢の構築、利用者保護措置に係る管理態勢の構築、システムリスク管理態勢及び外部委託先管理態勢の構築の改善を指示する業務改善命令が出されていたので、楽天の傘下に入ることで早急に解決し、さらなるサービス展開をしていこうと今回の話に至りました。
みんなのビットコインのサービス
みんなのビットコインは現物取引とレバレッジ取引を行うことができます。現物取引ではビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)を購入することができます。イーサリアムは1時間にいくつも購入することができますが、ビットコインは1時間に500BTCまでの購入で制限されています。仮想通貨の入出金はみんなのビットコインで負担するので、日本円の入出金と取引手数料(BTC/JPYは除く)がかかります。
レバレッジ取引はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)の購入が可能で、2倍、4倍、5倍、10倍、25倍で取引を行うことができます。ロスカットは証拠金維持率が110%以下で自動でロスカットされます。120%になった時は通知がくるような設定があります。料金体系は現物取引と一緒で、ポジション料は約定金額の0.05%となっています。
まとめ
今回の提携によって楽天は仮想通貨事業展開のためにいろいろと動いていくと思います。
日本では仮想通貨というのはまだ一般には認知されている程度であまり興味をもっている様子が見受けられません。
楽天が仮想通貨系のサービスを今後発表して一般の人にも仮想通貨に対して興味をもってもらい、さらに盛り上がりをみせると良いですよね!
これからは楽天の動きに注目していきたいです。
本記事を最後まで読んでいただき誠にありがとうございました!
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